開発エピソード

「配管取っ手」の開発秘話インタビュー

なぜ、配管取っ手を開発されたのですか?

うちはもともと配管工事の専門業者ではありません。ですが、お客様から「どこに頼んでもやってくれない。なんとかならない?」と助け船を求められたときに、ご相談いただいた以上は期待に応えたいと思ったんです。「できません」では、工事屋としてもなんだか悔しいじゃないですか。

配管を外すときは火で炙ったり、配管をハンマーで叩きながらパイプレンチに力をかけ、配管にダメージを与えて強引に力業で外すことが多いと思いますが、それだと時間もかかるし、人件費もかかってしまいますからね。お客様の期待に応えつつ、自分たちの作業をラクにするためにも、外す専用のアイテムを作ろうと思ったんです。

世の中にない商品ですから、開発で苦労されたのでは?

最初は言った手前、どうしようかと悩みましたが、あるときにふと「鉄の弱みにつけこめば、外れるんじゃないか?」と思いついたんです。

配管って丸いじゃないですか。あの形状だと面の部分が狭くて、力のかかり具合が悪いんですね。丸いから力が分散してしまうんです。そこで逆転の発想で「じゃあ、面を広くすれば力をかけられるんじゃないか」と閃きました。

構想から完成までに4年間、試作品は多種類にわたります。そして丸い配管を潰せる工具として作ったのが、「配管取っ手」です。

サイトをご覧の方にメッセージをお願いします。

「配管取っ手」は今までにない製品だと自負しております。実際に使っていただいた方には、「現場には必ず持って行く」「手離せない」というお言葉も頂戴しています。安心・安全でヨシ!と言える配管外しを行うには欠かせない便利なツールですので、配管工事のスピードやコスト、安全性でお悩みの方はぜひ導入をご検討ください。

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